歯を失ったとき、口の中では何が起こるの?|御殿山おとなこども歯科・矯正歯科

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2025/11/13
虫歯,歯周病

歯を失ったとき、口の中では何が起こるの?

こんにちは。御殿山おとなこども歯科・矯正歯科 院長の川本です。

虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失ってしまうことがあります。 「1本くらい、なくても大丈夫かな?」と思ってしまう方も
多いのですが、実は1本の歯を失うだけでもお口の中のバランスは大きく変わってしまうんです。

歯はそれぞれが隣の歯と支え合い、全体で嚙み合わせを保っています。
そのため、1本でも抜けたまま放っておくと、時間の経過とともに次のような変化が起こります。


🦷両隣の歯が傾いてくる

空いたスペースを埋めるように、左右の歯が少しずつ動いていきます。
すると、歯並びが乱れて歯と歯の間にすき間ができて食べものが挟まりやすくなったりします。


🦷噛み合う反対側の歯が伸びてくる

噛み合う相手がいなくなると、その歯は下に(または上に)伸びてきます。
これを「挺出(ていしゅつ)」といい、嚙み合わせが悪くなり、歯ぐきに負担をかける原因になります。

🦷嚙み合わせや顎への影響

歯の位置が少しずつ、ズレることで全体のかみ合わせのバランスが崩れます。
その結果、顎の関節に負担がかかったり、肩こりや頭痛に繋がることがあります。

🍴食べにくさ・全身への影響

歯が抜けた部分でしっかり噛めないため、食事のバランスが崩れたり、消化に負担がかかることも。
噛む力の低下は全身の健康や脳の働きにも影響を及ぼすことがあります。

🦴あごの骨が瘦せてしまう

歯がなくなると、その部分の骨はだんだんと痩せていきます。
骨が減ると、入れ歯やインプラントの治療が難しくなる場合もあります。


🍃失ってしまったら早めにご相談を!

歯を失ってしまった場合は、そのままにせず ブリッジ・入れ歯・インプラントなど
お口の状態に合った方法で補うことが大切です。

早めの対応で、歯並びの変化を防ぎ、健康な嚙み合わせを保つことができます。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください😊