産後のホルモンバランスと歯の健康のつながり|御殿山おとなこども歯科・矯正歯科

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2025/11/19
歯周病

産後のホルモンバランスと歯の健康のつながり

こんにちは。 御殿山おとなこども歯科・矯正歯科 院長の川本です。


出産後は赤ちゃんのお世話が始まり、生活リズムも大きく変わります。
その中で多くの方が、実は気づかないのが“産後はお口の環境も変わりやすい” という事です。
これは、ホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れが関係しています。

■産後のホルモンバランスと歯ぐきの関係

妊娠中から産後しばらくの間は、女性ホルモンが大きく変動します。
このホルモンは口の中の細菌にも影響を与えるため、歯ぐきが腫れやすい・出血しやすい・炎症が起こりやすい 
という状態になりがちです💦

特に産後は睡眠不足が続いたり、食事が不規則になったりして体の抵抗力が落ちていることも多く
妊娠中よりむしろ 産後に歯ぐきの不調が出てくる方も少なくありません。

■思った以上に起こりやすい「虫歯」

産後のお母さんはどうしても自分のことが後回しになりがち👩

・ご飯をゆっくり食べれない
・間食が増える
・寝落ちして歯が磨けない
こんなことが積み重なり、むし歯が急に増えたように感じる方も多いです。

また、ホルモンバランスの変化や疲れによって唾液が減り「口の中が乾きやすくなる」ことがあり
虫歯菌が活動しやすい環境ができやすくなります。


■「赤ちゃんにうつる?」産後に気をつけたいポイント

虫歯は感染症なので、実はお母さんやご家族のお口の状態もとても大切です。
産後忙しくても大人のお口のケアを整えることは赤ちゃんの将来のむし歯予防にもつながります。

マイナスな意味ではなく! お母さんのお口の健康=赤ちゃんのお口の健康に繋がる 
という前向きな考えで、今できるケアをしていくのがオススメです✨🤗

■こんな時は歯科医院へ😞
産後は体調が安定するまで大変な時期ですが、次のようなサインがあれば早めに歯科を受診してください🏥

・歯ぐきが腫れたり、出血しやすい
・冷たいものがしみる
・口の中が乾く
・噛んだ時に違和感がある

特に産後半年~1年間はトラブルが出やすい時期です。
短期間でチェックでも大丈夫ですので、遠慮なくご相談ください😊