親知らずを抜いた後、激しい痛み?それは「ドライソケット」かもしれません|御殿山おとなこども歯科・矯正歯科

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2025/06/03
口腔外科

親知らずを抜いた後、激しい痛み?それは「ドライソケット」かもしれません

こんにちは、御殿山おとなこども歯科・矯正歯科 院長の川本です。

ドライソケットってなに?
親知らずなどの歯を抜いたあと、本来は抜いた穴(抜歯窩)に血がたまって「かさぶた」のような役割を果たし、傷を守ってくれます。
ところが、何らかの理由でこの血のかたまりができなかったり、途中で剥がれてしまったりすると、骨がむき出しの状態になってしまいます。
これが「ドライソケット」です。

どんな症状がでるの?

・抜歯して2~3日後から強い痛みがでる
・うずくような痛みが何日も続く
・お口を開けづらいことも
・傷口がなかなか治らない

普通の抜歯後よりも「痛みが強い」と感じる場合は、ドライソケットの可能性があります。

原因は?
・うがいをしすぎた
・タバコを吸った
・舌や指で傷口を触った
・体質や免疫の低下も影響することがあります

こちらの行動によって血のかたまりが取れてしまうと、ドライソケットのリスクが高まります。

治療法は?
自然に治るまでは1~2週間ほどかかりますが、その間の痛みがつらいため、以下のような治療を行います。

・傷口の洗浄・消毒
・鎮痛剤と抗生物質の処方
・必要に応じて特殊な薬剤で保護する処置

無理をせず、早めに歯科医院にご相談ください。

🦷院長のひとこと🦷
ドライソケットは誰にでも起こりうるトラブルですが、正しいケアで予防もできます。
抜歯後は指や舌で触らず、強いうがいは避けて、指示されたとおりに安静にしましょう。
気になる症状があれば、いつでもご相談くださいね。