虫歯ってどう進行するの? ~C1からC4まで~|御殿山おとなこども歯科・矯正歯科

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2025/06/26
虫歯

虫歯ってどう進行するの? ~C1からC4まで~

こんにちは。 御殿山おとなこども歯科・矯正歯科 院長の川本です。

虫歯₍カリエス)は放っておくと、どんどん進行してしまいます。
一度できてしまった虫歯は自然に治ることはなく、段階に応じた治療が必要になります。

今回は、むし歯の進行について「C(シー)」の分類ごとにご紹介します!

♦C0(シーゼロ)
歯の表面のごくわずかな白濁。まだ穴は開いておらず、経過観察やフッ素塗布などで進行を防ぎます。


♦C1(シーワン)
エナメル質にも限局した初期の虫歯。痛みはなく気づかないことも多いですが、削って小さく詰める処置が必要です。


♦C2(シーツー)
虫歯が象牙質まで進行した状態。冷たいものがしみたり、違和感が出ることもあります。
削って詰め物や被せ物の治療が必要です。


♦C3(シースリー)
歯の神経(歯髄)にまで虫歯が達してしまった状態。
強い痛みがでることが多く、神経を取る「根の治療(根管治療)」が必要になります。


♦C4(シーフォー)歯の根っこだけが残っている状態、歯の保存が難しく、抜歯が選択されるケースもあります。
入れ歯やブリッジ、インプラントなどでの補綴が必要です。

虫歯は「早期発見・早期治療」がとても大切です✨
痛みがないからといって安心せず、定期的な検診で小さなうちに見つけることが、ご自身の歯を守るいちばんの近道です!


🦷院長からのひとこと🦷
C1の小さな虫歯も、放置するとC3やC4のように大きな治療が必要になることがあります。
歯を削る量もどんどん増えてしまいますので、気になる症状がなくても、定期検診には是非!いらしてくださいね😊